警察官として働く場合、
どの程度の英語力が必要なのでしょうか?
警察官としての業務で英語が必要な場面は、
外国人への道案内、
海外の公的機関との交流、
英語で書かれた指示書を読むくらいではないでしょうか。
この中で最も多いのは道案内だと思われます。
日本には多数の外国人が住んでおりまた、
外国人観光客もたくさん来日してきます。
そして日本語の標識を読めない方は非常に多く、
そうした方が警察官に頼るのです。
ある意味、迷子の方が最後に頼る場所になりますので、
警察官は必ず対応できるようにしないといけないのです。
日本文化大学は警察官になる方が多数受験します。
警察官採用AO入試を利用する生徒は毎年かなりの数に上るそうです。
では日本文化大学はどの程度の英語力があれば入学出来るのでしょうか?
実はAO入試では英語能力を一切見ていません。
一般入試や自己推薦入試、一般入試にセンター試験は英語が必須ですが、
AO入試に関しては英語技能を一切見ずに合否を判定してしまうのです。
しかし英語が全くできないと将来かなり困ってしまいます。
公務員試験は英語が苦手でも合格できる可能性がありますが、
仕事をする上で普通に英語能力を求められることは、かなりあると思われます。
働きながら英語を勉強するのは時間的・体力的に難しいので、
学生の間に必要な英語力を身に付けたいところです。
日本文化大学は英語学習の科目をいくつか用意しています。
一年次は総合英語を必修とし、
英語Ⅰ、英会話Ⅰを選択科目にて履修することが出来ます。
二年次になれば必修の英語コミュニケーションを習いつつ、
英語Ⅱと英会話Ⅱを選択にて取ることが可能。
そのほか、資格対策講座にて英検、
TOEIC、TOEFLの対策も出来ます。
資格対策は少人数のクラスで受けられるので、
先生を独占しやすいと評判です。
では、こうした授業を受ければどこまで英語をマスターできるのでしょうか?
恐らく、日常会話で困らないレベルの英語力を身に付けられるのは確かでしょう。
ビジネスの現場で活躍できる英語力は日本文化大学では難しいですが、
道案内程度でしたら十分身に付けることが可能だと思います。
では外国の兵士と合同訓練を行えるレベルの
英語力を身に付けられるかどうかについては・・・
それも問題ないかもしれません。
少なくとも一兵卒として働く分には難しい英語力を身に付けなくても、
そこまで困ることは無いでしょう。
指示に関しても短文な英語がほとんどになります。
ただし、上位職に就く場合はしっかりと英語を身に付けないといけません。
三佐以上の階級に付く場合は、
二か国語くらい平気で話せないと務まらないかもしれませんよ。
ただし、日本文化大学の卒業生がそうした部隊に所属することはほとんどありません。
自衛隊に勤める方が何人か居るだけで、
ほとんどの方は警察官、消防官、役所勤め、一般企業へと就職します。
就労後に英語を学ぶ仕事は割と多いです。
厳密には仕事ではありませんが、警察官採用試験を突破して4月になったら、
まずは警察学校で学問を修めることになります。
そしてその警察学校で多くの方を苦しめているのが、英語です。
英会話力もかなり必要で、毎日たくさん予習復習をしていると言われています。
警察学校で大変な思いをする前に、
しっかりと日本文化大学で必要な知識を身に付けておくのが良さそうです。
また、一般企業においてもTOEICの受験を義務付けているところもありますよ。
外資系の企業でしたら、ビジネス英語の習得は最早必須事項とも言えそうです。
最近では英語で授業を行う大学というのがあります。
立命館アジア太平洋大学や早稲田大学国際教養学部など、
国際色豊かなところで英語での授業を行っているみたいです。
一般的な法学部、理工学部、経済学部などでは、まだこうした動きはありません。
このあたりを何とかしないと、
日本の世界大学ランキングはいつまで経っても上位に食い込めないでしょう。
では、いつ頃になったら日本の大学は英語で授業を行うようになるのでしょうか?
これに関しては非常に長い年月が必要と考えます。
100年とか200年くらいの期間は必要かもしれませんね。
日本の人口の10分の1が外国人にならないと、そうならないのではないでしょうか。
少子化がどんどん進めば、嫌でも外国人を招くようになりますので、
100年と言わず割と直ぐ近くには、英語対応の大学は急増するかもしれませんね。
そして日本語もまた日本の清く正しい文化になります。
日本文化大学がすべて英語で授業を行うようになったとしても、
しっかりと日本の文化を継承させるために、
日本語Ⅰという授業を行うようになると思いますよ。
100年後の日本はアメリカみたいに、母国語を主体にしつつ、
多数の言語が入り混じる国になるかもしれませんね。
英会話塾は昔に比べて大分増えてきました。
日本文化大学には英会話の授業がありますが、
それでは物足りないと考えている学生は少なくないでしょう。
日本文化大学で学べる英会話はあくまで基礎の部分になりますので、
スムーズな生きた英語を学ぶには
他の施設を利用するのが一番と言えます。
しかし、日本文化大学の最寄り駅である片倉駅には明光義塾しかなく、
大学の南東にはけいおう学院しかありません。
どちらも受験予備校であり、英会話を学べるものではありません。
そこで八王子駅まで出張ります。
片倉駅のひとつ隣の駅であり、八王子駅はこの辺りで一番栄えています。
ECC英会話、英会話イーオン、
こども英会話のミネルヴァなど英語学校はかなり充実しています。
さらに、中国語学校もありますよ。
そういえば、英語以外の技能は学ばなくて大丈夫なのでしょうか?
日本文化大学はドイツ語とフランス語の授業を行っていますが、
中国語の需要は意外と高いです。
と言うより、外国人観光客において中国人の割合はかなり高いです。
中国語しか話せない方が交番に訪れたら、
警察官はどのように対応するのでしょうか。
署に救援を求めたりするのでしょうか。
警察官になるなら、
第二外国語として中国語は覚えておく必要があるかもしれませんね。
英語を覚えるのに必要な時間は1500時間と言われています。
それだけ時間を掛ければTOEICで600点台を叩き出せるとも言われています。
日本文化大学で1500時間も英語の勉強に費やす方は稀ですが、
そもそも英語は中学・高校で習ってきた筈です。
しかし、日本文化大学のAO入試は受験科目に英語がありません。
英語が0点でも、日本文化大学に入れるのです。
そうなると下積み分はほぼなく、
やはり1500時間に近い勉強量が必要かもしれません。
AO入試で入っている方は、
日本文化大学の入学式までにいくらか英語を
自主勉強しておいた方が良いかもしれませんね。
あと、警察官採用試験に合格して特にやることがなくなったら、
その猶予期間を使って英語の勉強をすることをオススメします。
最近だと、英語を学べるスマホアプリが充実しています。
昔は単語帳を自作してペラペラめくっていたものですが、
今ではスマホのフリック操作で巧みにページをめくります。
そしてスマホアプリの多くが音声付きです。
正しい発音が聴けるのは、紙媒体では決して真似できないでしょう。
無料の英語学習スマホアプリはかなり多いので、
色々と自分なりにインストールして試してみてください。
ゲーム性が強いのもあり、中毒にならないように気を付けるのも忘れずに。
近い内に日本文化大学の講義もeラーニングに対応して、
スマホを使った勉強が出来るようになるかもしれませんね。
映像授業とかやったら楽しそうです。