就職率を考えて選ぶ日本文化大学

日本文化大学は、公務員への就職率が高いことで知られている大学です。大学入試の時点で公務員志望であることが明らかである生徒には、別枠でのAO入試をおこなっており、そうしたことも就職率の高さにつながっていると考えられます。1年生の5月から就職指導が始まりますので、あまり就職のことを意識せずにのんびりと大学生活を過ごしたいという人には向かないかもしれませんが、確実に公務員になりたいと願っている人には適した大学です。
ホームページにあるようにAO入試の内容は、小論文と面接になります。AO入試で受験できるのは、警察官か公務員を志望していて、日本文化大学専願で、オープンキャンパスに参加するか個別にキャンパス訪問してプレインタビューを受けるかした生徒、ということになります。
この条件を満たさない人は、一般推薦で受けることもできます。一般推薦では出身学校長の推薦が必要となります。成績にも条件があり、全体の評定平均値が3.0以上もしくは英語・国語・地歴・公民の4教科の評定平均が3.0以上必要です。その上で、日本文化大学専願であることが求められます。受験内容は小論文と面接および英語と国語の簡単な口頭試験となります。地歴・公民の成績が重視されていることからも明らかなように、公務員になることを念頭においた教育がなされる大学です。
出身校の校長の推薦が受けられない場合は、自己推薦入試を受けることもできます。受験内容は、一般入試を同じです。通知表の評定は問われませんし、日本文化大学の専願である必要もありません。通学制や通信制の高校を卒業見込みでなくても、高等学校卒業程度認定試験に合格していれば受験できます。
筆記試験による一般入試の科目は、国語が必須で、あとは英語か世界史・日本史もしくは政治経済からの1科目選択となります。実用英語検定で2級以上をとっていれば、国語だけの受験で済みます。国語には古文と漢文は含まれません。
日本文化大学は法学部法学科だけの単科大学であり、就職試験に向けての効率的な対策ができます。日本文化大学には警察官や公務員になりたいという学生が数多く入学しますから、大学側はその希望をかなえるべく、さまざまな対策をおこなっています。その結果、日本文化大学は警察官になるための試験において、国内ナンバーワンの合格率を誇っています。この実績を見て、日本文化大学を志望したという学生も多いことでしょう。
目的が同じ学生が集まるため、入学後も勉学に身が入ります。大学は東京都八王子市にあります。八王子市は文教都市であり、都心からほどよく離れているため、勉学に打ち込みやすい場所と言えます。ここで周囲と同じ方向を目指して競争し、切磋琢磨して学力を身につけ、望む就職先への就職をかなえるという道筋となります。それに成功した卒業生は多く、日本文化大学は大学受験生にとってたいへん魅力的な進学先となっています。

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