英語は社会人の必須スキルとも言われています。
日本国内だけで働く場合で職業によっては全く英語を使いませんが、
きちんと使う職業が存在します。
それが警察官であり、日本文化大学は英語教育に力を入れているのです。
1年の必修で「総合英語」、選択として「TOEIC・英検受験講座」と「英語Ⅰ」と
「英会話Ⅰ」を履修することが出来るのです。
そして授業なので当然、単位を取得することが出来ます。
2年は少しレベルアップし、必修で「英語コミュニケーション」、
選択で「英語Ⅱ」と「英会話Ⅱ」を学ぶことが可能です。
この「TOEIC・英検受験講座」ですが、履修科目名の都合上こうしているだけで、
実際はTOEFLにも対応しています。
TOEFLは学術英語の評価に近いテストなので、
留学目的でないとあまり意味を為しませんが、
日本文化大学で3種類の英語評価テストの対策が出来るのはありがたいでしょう。
社会に出てから最も有用なのは英会話ですが、
大学時代においてはリーディングが何よりも重要となります。
日本文化大学は法学部なので文系のゼミをすることになり、
そのゼミの内容の半分は資料集めに費やされることでしょう。
そして日本の論文だけでなく、英論も読み込む必要があると言えます。
それどころか、フランス論文やドイツ論文も必要かもしれません。
豆知識ですが、大日本帝国憲法は
フランスとドイツの憲法を参考にしたと言われています。
法律について学ぶなら、諸外国の知識も有用となることが多いのです。
フランスやドイツも英論で書いてあることが多いので、
フランス語やドイツ語をマスターしないでも大丈夫ですが、
少しくらい第二外国語を解読できると、資料集めは捗ると思いますよ。
幸い、日本文化大学は「仏語」と「独語」の授業も用意しています。
警察官は英語が必要な理由ですが、外国人の方に道案内する時に使います。
でも観光客は中国人が多いので、理想としては中国語が必須かもしれませんね。
さすがの日本文化大学も「中国語」の授業は用意していませんので、
それに関しては独学で頑張りましょう。