日本文化大学のシラバスですが、
履修登録期間が過ぎるとネット上で非公開になってしまいます。
在学生には何かしらの知る手段が用意されているかもしれませんが、
外部の方は日本文化大学の授業内容を確認することが出来ないようです。
筆者はこれを、大学間における高度な情報戦と推察します。
太平洋戦争の頃の話ですが、
新聞にて天気予報の掲載を禁止したのは有名な話です。
戦闘機を飛ばすにはやはり晴れた日に飛ばしたいもので、
敵国に自国の天候情報を知られるのを恐れたため、
新聞の天気予報の掲載を禁止したのです。
これと同様に、シラバスの情報公開も自国(当大学)の運営に
不利に繋がる恐れがあるかもしれません。
家電量販店の値引き合戦のように、
優秀なカリキュラムを掲載しているところに
生徒が流れてしまうことを防ぐ目的があるのだと考えます。
そもそもな話、部外者が日本文化大学のシラバスを見ても特に意味がありません。
シラバスには評価方法が記載されていますが、そんなのを入学前から知っても、
どうすればサボりやすくなるかくらいしか活用することが出来ません。
まさか、欠席点を評価しない授業を多く取り扱っている大学を調べて
受験する方は居ませんよね?
この教科書を使っているからダメだ、
といった高等な判断が出来る高校生は居ないでしょう。
カリキュラムの詳細が書かれていることもありますが、目次レベルなので、
ロクなことが分からないと思います。
学生の安全を考慮するなら、むやみやたらに構内の情報は公開しないに限ります。
最近は変な輩が多いので、大学側もしっかりと自衛をしないといけません。
そして地図情報はかなり有用な情報です。
日本文化大学の構内の地図を把握されてしまったら、忍者がやってきて、
金庫を奪ってしまうかもしれません。
また、シラバスには教室名が書かれていることもあります。
どの部屋が空室になるか把握されてしまったら、
スパイに隠れ家となるスペースを与えてしまうことになります。
シラバスはあらゆる方に有用な情報の固まりですが、
それを使って悪いことをされる恐れもあるのです。
そうした理由から、
日本文化大学はシラバスを無秩序に公開しないのだと思います。