日本文化大学のゼミは社会に出てから役に立つ

一般的な大学は3年生からゼミに所属すると思われます。
そしてゼミにて卒業論文を書くことになりますが、
文系は選択授業、理系は必修授業になることが多いのではないでしょうか?
文系だと、卒論が必修でないこともあるのです。

日本文化大学は1年次からゼミに所属しますが、
1~2年次はそこまで専門的なことはしません。
授業の延長のようなもので、
この2年間でゼミに必要な基礎力を身に付けます。
そして、3年次から通常通り、専門的な分野を学ぶようになります。
この3年次から専門ゼミですが、
所属する学生は1つのゼミに対し10名程度です。
日本文化大学の1学年は約200人程度で、
今年度の日本文化大学のゼミは全部で17あります。
3~4年合わせて400名程度ですが、
それぞれがゼミに所属して、各々好きな研究をしているのです。
ただし、4年生は就活や教育実習で忙しいので、
主体となるのはやはり3年生かもしれませんね。

ゼミでは専門的な知識を学ぶほかに、
プレゼンテーションの仕方を学ぶ目的があります。
パワポの使い方やゼミ要旨の作り方のほか、
衆人観衆に向けて何かを発表するテクニックというものを
大学時代に身に付けるのです。
そしてこのスキルは社会人になってから大いに役に立ちます。
会議室での企画起ち上げなども、このスキルが無いと何も出来ません。
また、学会発表はまさに大学のプレゼン発表の発展系だと言えるでしょう。
日本文化大学は警察官になるための大学になりますので、警察官という職務上、
あまり会議などはしませんが(会議自体はあるが、聞くだけのものが多い)、
大学時代に鍛えたこのスキルは色々なところで活躍すると思われます。
また、日本文化大学は警察官以外の道に進む方が半分ほど居るため、
そうした方々にはゼミのスキルはかなり活躍することでしょう。

日本文化大学は様々なゼミを用意しています。
基本的には警察官に関わる内容が多く、刑事法、警察行政法、
少年法、憲法学などがそれにあたります。
実際には公務員全般の研究をしており、スポーツ政策、日本法制史、
スポーツ行政、文化景観など多種多様です。
各学生はそのゼミのテーマに沿って、好きな研究をしていくのです。

そして日本文化大学のゼミは議論が中心です。
でも日本文化大学は文系により実験をすることがありませんので、
これは当然かもしれませんね。
自分の考えを他者に向けて発表することを行いますが、
これは社会に出てから自分にとってかなり有用となるスキルです。
警察官を目指す方も、このスキルは身に付けておいたほうが良いですよ。

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