日本文化大学の簿記原理の授業について

日本文化大学は1年の選択授業として「簿記原理Ⅰ」を履修することが出来ます。
少し分かりにくい科目名ですが、要は簿記の勉強をできることを意味します。
そして「Ⅰ」があるので「Ⅱ」があるのは自然の理です。
(厳密には、人の理かも)
日本文化大学の2年次の選択授業にて「簿記原理Ⅱ」を取ることが出来ます。
なお、日本文化大学は2年次に
「経営コース」「公共コース」「法心理コース」の3つ分かれ、
それぞれ一般的な会社に勤めるため(もしくは起業するため)、
役所勤めの公務員になるため、警察官になるための3つがありますが、
そのどのコースであろうとも「簿記原理Ⅱ」を取ることが可能です。
と言うより、選択科目はどのコースも同じになります。

「簿記原理Ⅰ」の中身ですが、簿記の基礎を学ぶものになります。
数学の基本的なものを学び、かつ収益や費用の損益計算の仕方、
有価証券や手形取引などの専門用語の学習など、色々なことを学ぶと思います。
また、簿記全般で言えることですが、電卓は必須です。
実際の「日商簿記検定」の試験でも電卓を使うので、
日本文化大学の授業でも普通に使うと思いますよ。
ただし注意点として、関数電卓は使用不可です。
もちろん、携帯電話の電卓機能はアウトです。
電卓は四則演算が出来るものをお使いください。
ルートのあるなしでも大丈夫ですが、
測量ではないので、簿記でルートは使いませんよ。

でも、「00」というように、ゼロが2連セットで付いているのはちょっと欲しいかも。
日本文化大学の「簿記原理Ⅰ」を履修してA判定を取れば、
簿記3級も合格できると思いますよ。
そして「簿記原理Ⅱ」でA判定を取れば、簿記2級も手堅いと言えます。
趣味の範囲でしたら3級で十分ですが、金融商社系に勤めるのなら、
やはり2級くらいは欲しいところです。
でも、日本文化大学は警察官を目指す方が集まる学校なので、
ぶっちゃけた話、簿記はそこまで使いません。
取りあえず、履歴書に書いておくと有利に働くことは多いので、
カリキュラムに余裕があれば、
日本文化大学で簿記原理を学ぶのは良いと思いますよ。
「簿記検定受験講座」というのも行っており、
専門スクールの先生が教えてくれるのが魅力です。

アメリカでは簿記2級は、必修に近いレベルで全員が取得しています。
会計や財務のお仕事をするのに必須なスキルで、
かつビジネスマンとして社会に出るなら必要不可欠な知識とも言えます。
警察官になるなら簿記3級程度で十分ですが、
一般商社で働くなら是非、簿記2級を目指しましょう。
なお、1級は起業でもしない限り不要です。
難易度もさらに跳ね上がるので、20代の平社員が目指す資格ではありませんよ。
1級を狙うくらいなら、日本文化大学でTPEICやFP2級を
勉強した方がよっぽど有意義です。

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