英会話というものはそれほど難しくありません。
英単語を1万近く覚えれば、
後はそれを繋げるだけで何とかなることが多いです。
名詞と動詞を一文字ずつ繋げるだけで、相手に意図が伝わります。
また、相手が話す英会話も単語をひとつずつ拾うことで、
何となく相手の言いたいことは分かります。
警察官として働くなら、それなりのレベルの英語能力が必須です。
何となく分かるではなく、しっかりと分からないといけません。
主な用途は、外国人に対する道案内ですが、
これを正確に分かりやすく短時間で伝えないといけません。
警察官採用試験では、あまり英会話能力を求められていませんが、
警察学校に入ってからみっちり叩きこまれます。
出来れば、学生の間に身に付けておきたいところです。
しかし、その外国人が英語を話すとは限りません。
フランス語やドイツ語かもしれません。
今の警察官は、第二外国語が必要とも言えそうです。
日本文化大学は警察官を目指す方が多く在籍しており、
選択科目でフランス語とドイツ語を履修することが出来ます。
日本文化大学のこの科目は警察官に必要というよりも、
法律を学ぶ上でフランスとドイツの憲法は欠かせないものになり、
そうした関係で日本文化大学では
カリキュラムを用意しているのだと思っています。
大日本帝国憲法はドイツを参考にしているのは有名な話ですが、
実は当時の刑法はフランスを参考にしているのです。
警察官を目指すなら、
日本文化大学でフランスの刑法も勉強したいところです。
日本文化大学のフランス語とドイツ語の授業は
基礎だけを学ぶと思います。
どこの大学も同じですが、言語に特化した大学でない限り、
第二外国語で履修する内容は基本的なことを中心にします。
日本文化大学の第二外国語の難易度としては、
中学校レベルの筈です。
単語を覚えることから始まり、
簡単な文法を習うだけで前期・後期は終わります。
しかし、その簡単な単語だけでも分かれば、
その国の人たちとコミュニケーションを取ることが出来ます。
出来れば円滑なコミュニケーションが求められますが、
全く通じないよりかは遥かにマシだと言えます。
警察官は絶対に人を助けないといけません。
言語が通じないを理由に、追い出す訳にもいきません。
英語が話せずに日本に来る方は多いので、
警察官はしっかりと第二外国語を身に付けておきたいところです。
中国や韓国から来る旅行者が多いので、
出来れば中国語と韓国語(ハングル)も学びたいですね。