日本文化大学の基礎教育

応用問題を解くには、基礎問題が解けるようにならないといけません。
そして日本文化大学では、
1年制の時に基礎を主体とした授業を行います。

その内容は高校の復習に近いものがあるかもしれません。
この大学の学生の3分の2は
推薦入試で入ってきていると言われており、
学力にかなりばらつきがあります。
中には高校で数学を一切学んでこなかった方も居るかもしれません。
文系と理系では、その教育内容にかなり差があり、
学生のスタートラインは非常にばらつきがあると言えます。

そこで、足並みをそろえるためにも、
1年時に基礎を主体とした授業を行うのです。
言語表現、数学、英語、歴史、地理など、様々なことを学びます。
日本文化大学は法学部になりますので、
流石に理科の授業はありませんが、
文系の大抵の教科を1年の時に学ぶことが可能です。

そして確実に身に付けておかないといけない科目は、憲法です。
最も基本的な法律であり、これをしいかりと習得しないと、
2年目以降で履修する教科を
十分に理解することが出来ないかもしれません。
民法や政治学など、色々な教科があり、
それらの基礎中の基礎を1年の時に学べます。
ほかにも、TOEICやパソコン演習の授業もあり、
将来的に必要なスキルを習得できると評判です。

基礎はとても大事です。
1年でしっかりと積み重ねることで、
2年次以降の応用の問題を解くことが出来ます。
日本文化大学はすべての学生に
バランス良く教えることを行っているのです。

日本文化大学の専門的なカリキュラム

日本文化大学のカリキュラムは少し特殊です。
大抵の大学は入学してから卒業するまで、
ひとつの学部学科に所属し、
履修できる教科が枝分かれすることはありません。
しかしこの大学は、2年次から3つのコースに分かれて、
それぞれの職業に向けて履修できる範囲が異なるのです。
実際には1科目しか変化しませんが、
専門的なことを学べると評判になっています。

日本文化大学は警察官を数多く輩出してきた実績があり、
3つのコースのうちの1つは、警察官に特化したものになります。
必修で犯罪心理学を履修することが可能で、
警察官として働くのに有用なスキルを身に付けることが出来ます。

ほかにも、市役所勤めなどの
公務員になるためのコースが用意されており、
そこでは行政法について学ぶことが出来ます。
公務員として働くのに必須の教科とも言われており、
多数の法律について学べると評判です。

そして一般企業に進む方も多く居ます。
経営に特化したコースが用意されており、
商法総則・会社法の授業を選択することが可能です。

もちろん、選択科目においても優秀なものが一通りそろっており、
国際法、少年法、不動産法、児童福祉法、簿記原理、東洋史など、
多種多様な教科を学べると評判です。
それぞれの科目をかなり詳しく学べると、
日本文化大学の授業は多くの方から高い支持を得ているのです。
この大学は就職率が高いと評判になっており、
それはこうした高度な専門教育に隠されていると
言えるのではないでしょうか。

日本文化大学のゼミが評判です

ゼミの授業は非常に有用です。
それは「自分で考える」時間を多めに取るからではないでしょうか。

日本の大学の授業は、受動型と言われています。
講師が延々と喋り、生徒はそれを聞いて見るだけになります。
そうした授業はとても眠たくなります。
高校生が大学に潜り込んで、
「えっ、こんなに寝てんの!!」と驚くことが多々あります。
中には授業に関係のない、内職に勤しむ学生も居ると思います。
授業を真面目に受けなくても、テスト前にちょこっと勉強しただけで、
C判定を取れることが多いのです。
しかしゼミはそんな感じで授業を受けません。
むしろ寝る間も惜しんで情報収集し、
データや文章をまとめないといけません。

日本文化大学は多彩なゼミが揃っている大学として有名です。
一般的なゼミというものがどれくらいか分かりませんが、
日本文化大学のゼミはどこも
数人から十数人程度でゼミを行っています。
数えただけでも日本文化大学には20のゼミがあり、
そこに3~4年生の計400人がそれらに分散すると思います。
4年生は就職の準備で忙しいので、
時期によっては半分の200人が
ゼミの主体になるのではないでしょうか。

日本文化大学は警察官を目指す方が集まっているだけはあり、
そのゼミのテーマも警察官の職務に関するものが多いです。
刑事法や警察行政、憲法など、様々なことを話し合います。
ほかにも、文化景観や法政史、環境政策など、
社会に関するテーマを取り扱うものもあります。
文系なので実験することはありませんが、
日本文化大学で色々なことを研究することが可能なのです。

ゼミの目的は知識を深めることですが、大学ではどちらかといったら、
「方法を学ぶ」ことを主体に置いているかもしれません。
ゼミの発表の仕方、データの集め方、データのまとめ方などを
そのゼミにて学びます。
ゼミに所属して初めてパワーポイントに触る方は多いと思います。
こうした機会でもなければ、
パワポに触れずに社会に進出することになるかもしれません。
ゼミというものは、こうした「方法」を学べる学問だと
言えるのではないでしょうか。

日本文化大学のキャリア教育について

1年生の時から日本文化大学のキャリア支援はスタートします。
就職に力を入れているのが日本文化大学の強みであり、
警察官をはじめとする様々な公務員試験を突破させる
ノウハウが揃っていると評判です。

こうしたノウハウは前例の積み重ねだと言えます。
合格の実績がありませんと、
どんなに良い事を言ってもそれは机上の空論です。
日本文化大学はたくさんの卒業生を警察官にしてきた実績があり、
合格させるためのテクニックを直伝していると人気を集めています。
特に面接指導に関しては、日本文化大学の学生支援室が
日本最高峰だと思います。
こうした面接指導ですが、業界ごとに異なるのが普通です。

一般的な大学の学生支援室は
あらゆる業界の面接指導を可能にしていますが、
その力の入れ具合は分散しているのが実情です。
そして警察官の内情に詳しいとも限りません。
日本文化大学は違います。
警察官採用試験での面接に詳しいのはもちろん、
元警察官の講師を何人も抱えている大学になります。
最も身近なところにOB・OGがおり、
気軽に話を聞けるのも日本文化大学の魅力だと言えます。

もちろん筆記試験対策も日本文化大学で
万全に準備することが出来ます。
キャリアマネジメントという科目を用意しており、
それで筆記試験対策をすることが可能です。
こうした対策は大学受験なみに準備する必要があり、
日本文化大学は1年次から時間を掛けて
知識を蓄えることが出来るのです。
それ以外にもインターンシップもたくさん用意しており、
一般企業だけでなく、官庁へエントリーすることも可能となります。
資格取得のための講座も数多く用意しており、簿記宅建英検
FP3社会保険労務士などなど、
色々な資格の勉強をすることが出来ます。
パソコンの基礎的な使い方も日本文化大学にて学べますよ。

内定を勝ち取るには、
それなりの時間を掛けて準備しないといけません。
一般的な大学は3年の4月からスタートしますが、それでは遅すぎです。
むしろ、その仕事を目指して大学を選ぶくらいでないといけません。
日本文化大学は警察官を目指す方が集まる大学で、
願書を出す時点で目標とする仕事が決まっていると言えます。
だからこそ、就職に対する準備も早くから行うことが出来るのです。

日本文化大学で学べる警察学について

日本文化大学は非常に多くの卒業生を警察官にさせてきました。
その比率はそろそろ3分の1に届きそうです。
卒業生の3分の1が警察官になる4年制大学は、
日本文化大学以外にないと思います。

日本文化大学のカリキュラムはかなり特殊だと評判です。
選択科目ですが、警察学を学ぶことが出来ます。
警察官になるには、警察学は欠かせません。
実際にはこうした学問は、
警察官採用試験を突破したあとの警察学校で学ぶものですが、
日本文化大学は大学生のうちに
先取りして履修することが出来るのです。

警察学は、警察の歴史や警察という仕事について学びます。
警察は組織であり、組織は体系化された命令系統にて動く
群体の生き物です。
「AだからBしなさい」というようなことを一瞬で理解し、
即時動けるようにならないといけません。
さすがに日本文化大学の授業では、
そうした命令のコマンドを覚えませんが、
警察官がどのようなものかについて、
理解を深めることが可能と言えます。
1年生の選択授業で取る科目なので、
日本文化大学の警察学はそこまで深いことまでは学びません。

警察学について追及するのは、3年生のゼミにおいてです。
科目名はかなり細分化されますが、
警察について知識を深めることが可能と言えます。
どういった時に人は犯罪を実行するのか、
そしてそれはどうしたら防げたのか、そのほかにも、
この現状だとこうした事件が発生するかもしれない、
といったことをディスカッションして、意見交換を行います。
こうした知識は警察のお偉いさんになるか、
刑事課にでも所属しない限り役に立たないかもしれませんが、
そもそもこのディスカッションの目的はそこにありません。
大学のゼミは、知識の吸収の仕方を学ぶ場です。
将来警察官になって、問題にぶつかった時の対処法を
学ぶ場だと言えるのです。

警察学は一般人が知らなくていい学問です。
しかし警察官として働くならば、必修となります。
自動車を動かすには、
車の操作方法から道路交通法を熟知しないといけないように、
警察官として働くには警察学は必要不可欠だと言えるのです。

日本文化大学の文系の授業

日本文化大学は法学部です。
理系っぽい授業はほとんどありません。
強いてあげれば、「数と論理」「基礎数学」くらいでしょうか。
一般企業の多くが採用しているSPI試験を突破するのに、
これらの知識が必要なため、
日本文化大学はこの2つを選択科目として用意しているのです。

それ以外はオールで文系の科目だと言えそうです。
簿記は数学っぽいですが、
これは経営という人の活動を学ぶ学問になりますので、
分類上は文系だと言えます。
数学や理科のように、
人間の行動が関わらないものが理系と呼ばれるのです。
なお、生物は人間が関わりますが、
この場合はひとつの生命体としてしか見ていません。
知的生命体として文明人としての行動が関わる場合のみ、
それは文系になります。
法学や政治学、英語など、
日本文化大学は多数の文系の授業を用意している大学なのです。

日本文化大学はとにかく人の教育を大事にしています。
それは「建学の精神」にも現れていると言えます。
恩愛礼儀、清明和敬、重厚中正、祖風継承の4つを大事にしており、
日本文化大学は真の人間育成を目指しているのです。
難しい感じを使って何を目指しているのか分かりにくいですが、
要は、文化と礼節を大事にする人間を目指していると言えます。
日本文化大学は法学部ですが、法よりもまず、
人間性を大事にすることを第一に考えているのです。

人間性を鍛えるのはとても難しいです。
お寺で修業したいところですが、あれはある意味、
非効率的だと言えます。
お坊さんを育てるなら良いのですが、
警察官を目指すならば、それ以外のことも学ばないといけません。
一般教養や語学、体力なども同時に鍛えないと、
警察官は勤まらないのです。
そういう意味では日本文化大学は最適だと言えます。
様々な授業を通して知識を蓄え、ゼミにて考える力を磨き、
部活動で身体を鍛えて、お茶の授業で心を整えます。

精神を鍛えるのはとても難しいです。
大学にのほほんと通うだけでは、
いつまで経っても人間として成長できません。
自ら苦難に飛び込むことで、人間として成長できるのです。
日本文化大学では一人暮らしの学生が多いのも、
ある意味納得だと言えます。

警察学校で学ぶことを日本文化大学で先取り

大学はなるべく、就きたいその仕事のことを
学べるところに行きたいです。
化粧品メーカーの開発職に就きたいのでしたら、
化学関連の知識は必須と言えます。
ただし、今の大学と企業の関係はそこまで専門性を重視しておらず、
文系理系問わず採用し、
就職させてから専門的な知識を教えることが多いです。
しかし、その道を先んじて学ぶのはとても有利と言えます。
漁師になるなら、釣りの技術に秀でていた方が就職に有利です。
警察官になるなら、犯人を捕縛する技術に長けていた方が、
後々役に立つと言われています。

日本文化大学は警察官を目指す生徒が数多く集まる大学で、
その授業カリキュラムにて警察官に必要な知識を教えてくれます。
警察官も、業務に必要な知識は
研修(警察学校)にて教えてくれますが、
そこで必要な知識を先んじて学ぶことで、
警察学校での苦労をある程度緩和することが出来ます。
特に学んでおきたいのは英語です。
警察学校は高度な英語教育を施し、
その予習復習で多くの警察官候補生が苦労しています。
英語は一朝一夕で学べるものではなく、
かなりの量の積み重ねが必要になります。
日本文化大学で、コツコツ英語の基礎を身に付けておくことで、
警察学校での授業を楽に受けることが可能です。

また、警察官として専門的なことも学べるのも
日本文化大学の利点です。
2年生の必修の授業にて、犯罪心理学を履修することが出来ます。
どのような時に犯罪が起きるのか、
そしてどのような対処をすべきかを
日本文化大学に在籍している時点で学ぶことが出来るのです。
ほかにも、日本文化大学のゼミでは
あらゆる専門的な討論を行っています。
仕事に就いてから役に立つ知識を数多く学べるため、
日本文化大学は多くの生徒から人気なのです。

警察官採用試験の筆記試験では、一般教養と論文課題が出されます。
前者は一般的な公務員試験対策で問題ありませんが、
後者は色々な知識が必要です。
ただし、○○××です。あなたの意見を述べなさい」
というようなものなので、必ずしも正解がある訳ではありません。
幅広い知識と思考力が必要になるため、
それ相応の対策が求められるのです。
そうしたことも日本文化大学に居る間に学ぶことが可能です。

日本文化大学で学ぶ武道について

警察官の多くが剣道や柔道をしているのは、
武士の時代からの名残と言えそうです。
明治時代の公務員(警察官など)は士族が中心で、
元武士の人は何人も居ました。
武器で拳銃が支給されましたが、
サーベルを使う人達も居たと思います。
また、剣が折れ、銃弾が尽きたら、
徒手格闘で対処しないといけません。
その武術として、柔道が採用されたのだと筆者は思っています。
確か、合気道や空手(琉球では流行ってた)が登場したのは、
そこそこ後の時代になってからだと習いました。

日本文化大学は警察官を目指す方が数多く通う大学で、
選択の体育でも剣道柔道を選択することが出来ます。
筆者も高校時代は、学校の授業で剣道を選択したことがあります。
ジャージに防具をつけると、ダサいですよね。
また、日本文化大学は部活動においても
剣道や柔道に力を入れており、
それぞれかなりの部員を抱えていることで有名です。
剣道や柔道の段位(二段から)は警察官採用試験で有利になるため、
日本文化大学のこれらの部に所属したいと考えている学生は
とても多いと思います。

どのスポーツにも言えることですが、怪我には注意したいところです。
ラグビーやアメフトほど危険ではありませんが、
剣道や柔道は接触が前提の武道になります。
剣道の突き技で、首から血が出るのはそれほど珍しくありません。
きちんと面の首を守る部分(名前忘れました)に当たれば
怪我をしませんが(それでも痛い)、
8割がた外れて首のところに当たります。
かなり危険なので、突き技は高校生まで禁止されている程です。
そして、柔道はもっと危険です。
受け身に失敗したり、変に投げられたりすると、
筋肉を痛める危険性があります。
骨折や関節が外れるのは稀ですが、
かなり怪我をしやすい武道だと言えます。

日本文化大学は他にも、弓道に力を入れています。
こちらは対人系ではありませんので、
気を付けていれば怪我はそうそう起きません。
あるとしたら、弦を張り変える際に頬を傷つけることでしょうか。
そこさえ気を付ければ、かなり安全な武道だと言えます。

どんなに安全なスポーツや武道でも、
本人の不注意で簡単に怪我をしてしまいます。
日本文化大学の学生もそのあたりをしっかりと注意して、
武道やスポーツに励んでいると思いますよ。

日本文化大学のゼミでクリエイティブ・シンキング能力を鍛える

日本文化大学はゼミが必修です。
一般的な文系は卒論がないため、
ゼミへの加入は任意なことが多いです。
しかし、日本文化大学はクリエイティブ・シンキング能力
鍛えることを重視しているため、
ディスカッションができるゼミへの加入を必須にしているのです。

日本文化大学のゼミの種類は多彩です。
全部で20ものゼミがあり、それぞれ10名程度の学生が所属します。
日本文化大学は警察官になるための学校なので、
警察官に関するテーマを取り扱うゼミが多いですが、
中には文化景観や商法といったものを取り扱うゼミもあります。
様々な分野がありますので、
学生はどのゼミに行けばいいか迷ってしまいます。

人気の高いゼミに人は殺到するものです。
しかしひとつのゼミで賄える人数には限りがあります。
また、ゼミの人数に偏りがあると、
少ない人数のところは満足に研究が出来ないかもしれません。
それゆえ、ゼミに入るためのテストや
面接を課しているところは多いと思います。
ゼミの講師もなるべく興味のある方に
来てもらいたいと思っているので、
そうしたテストで選別を行っているのです。
と言いつつ、割と全員合格することが多いです。
学生がやりたいことをやらせるのが、大学というところなのです。

どこのゼミもディスカッションが中心になります。
理系と違って実験することはなく、ディスカッション前の準備は、
資料集めと自身の考察が主体です。
また、この発表の仕方も一筋縄ではいきません。
短い時間で誰にでも分かりやすく伝える能力は、
意外と難易度が高いです。
基本的にこの能力は実践でしか身に付きません。
発言が上手い人を参考にして、自身の喋り方を工夫するのもアリです。

このディスカッション能力は、社会に出てからたくさん必要です。
会議や商談はもちろん、
迷子で困っている方に道案内する時にも使えます。
誰にでも分かりやすく、
かつ短時間で正確に情報を伝える能力というものは、
どこに行っても使えるのです。
採用面接では、この能力を見ていると言っても過言ではありません。
警察官採用試験の最大の難所は面接とも言われており、
それを突破させるために日本文化大学はディスカッションの授業を
大切にしているのです。

もちろん、話し上手だけでは有用な人間とは言えません。
日本文化大学はコミュニケーション能力に加えて、
創造力や思考力に優れた人材を作り出すことに力を入れています。
ゼミにて、自分で考える力を育てているのです。
面接でも、創造力や思考力があるかどうかを見抜かれます。
日本文化大学に通って、クリエイティブ・シンキング能力を
鍛えてください。

日本文化大学で行っている美術の授業

学校の授業で行う美術は、2つの目的があります。
芸術性を養うのと、表現力を養うものです。
前者は精神的なもの、後者は実益に関わるものになります。

美術を理解するのはとても難しいです。
数億円もする美術品を見ても、
それの何が良いかを理解するにはそれなりの
知識と教養が必要になります。
そして、絵画や彫刻、陶芸、写真など、
いくつもの美術品がありますが、
それらの多くは実益とは無縁なものになります。
少なくともお腹は膨れません。
生きるだけの生物に芸術は不要ですが、私たちは人間です。
何よりも心の部分を大事にしており、
その手段のひとつに芸術があります。

実益に関する美術もあります。
例えば、広告。
相手にコチラの意図を分かりやすく伝えるのが広告であり、
良い広告には一定の法則があります。
閃きでそうした法則を見つける天才も居ますが、
今やこうした美術は学問として大系化されています。
表現力というものは、今や学校で習える時代なのです。

法学部である日本文化大学でも美術を学ぶことが出来ます。
科目名をビジュアルコミュニケーションと言い、
デジタルコンテンツを使って表現力を鍛える授業になります。
ただし、日本文化大学のこの授業は
あまり警察官と関係ないかもしれません。
日本文化大学は警察官を目指す方が多く集まっており、
文字やイラストを使った表現力を鍛えても、
ほとんど役に立たないかもしれません。
強いて挙げれば、
ジェスチャーや似顔絵が上手くなるくらいでしょうか。
教養として履修する方は多いかもしれませんね。

また、日本文化大学の選択科目には日本美術史があります。
こちらは更に教養としての性質が強い授業になります。
文化を学ぶのには良いかもしれませんが、
警察官に必要な知識ではあまりなさそうです。
趣味として受講するのが良さそうです。

警察学、心理学、経済学など、
日本文化大学には警察官に必要な授業を数多く取り揃えています。
中には教養としてしか役に立たない授業も用意しています。
しかし、実益にはならないこそ、
日本文化大学は精神を鍛えることを何よりも大事にしています。
一見無駄のように見えますが、
こうした遠回りが役に立つときがあるのです。
それがいつになるかは分かりません。
10年後や20年後かもしれませんし、
結局活用されないかもしれません。

一般教養は明確な目的があって鍛えるものではありません。
心の在り方を鍛えるのです。
そして、その一般教養を土台に、何かの役に立つこともあります。
知識はあって困るようなものではありません。
日本文化大学で是非、一般教養を身に付けてください。